rajabrooke
rajabrooke的fashion解釈
その昔、マレーシアはイギリスの統治下にありました。
それもあって、共通言語に英語が組み込まれ、街には日本人にも助かるくらい英語表記があります。
さらにマレー人は、マレー系、インド系、チャイニーズ系と3民族から形成されています。
要するに根っからのミックスカルチャー。アメリカ程ではないけれども。
街で働いてる男性は、どんなに暑くてのんびり過ごしててもシャツにスラックスにサンダルというスタイルを
よく見かけます。正装してるけど、緩いというのか。
どんな時もお洒落をかかさないイギリスのDNAなのか。
とりあえず、こうしてマレーシアで見かける男性のファッションを、
rajabrookeでは、イギリスファッションと勝手に位置付けています。
ラインナップでいうと、シャツやシンプルなパンツ等。
いわゆるクラシカルなイメージを大切にしてる部分。
ここに日本の文化や価値観、
そして日本も今や和服より洋服が主流。
もはやオリジナルだと思いますが、
やはりアメリカの影響が大きいと思います。
スウェットやTシャツで外に出ちゃうラフさや自由さ
キャップやスニーカー
個人的には、日本に帰ってきてからはそういうスタイルの虜に。特にヒップホップのファッションに。
昨今に流行りなんてあるのだろうか。
毎日、新しいアイテムを考えながら色々思いますが、
ネットで40年代でも80年代でもいつの様子も見れちゃう今の時代。
もはや全てが流れ行ってしまいそうなくらい、モノの本質もスクロール or スワイプ 悲しい。
兎にも角にも
rajabrookeでは、このマレーシア (イギリスremix) と日本 (アメリカremix) の2軸を柱に、
日本人的精神性と職人魂で、海外物をオリジナル消化して生み出していければと。
カジュアルというものが一体なんだか定義しづらくなっていくかもしれませんが、
カジュアルを独自解釈して ”普段着”、そこにメゾンのような新たなデザイン性、
全てをミックススムージーにして、ジャパニーズデザイナーズカジュアルブランドというカテゴリーを構築していきたい限りです。
エイジアンの誇りを忘れずに。
にしてもスムージーもいいけど、
今の時代に大事なのは、何が入ってるかわからないものを美味しいと感じるより、
その果物単体を感じたほうがいいのかも。
もっと言うと、その果物を作ってる農家に足を運ぶくらいの。
源泉を大事に。
こんな暑い時期ですが、もうすぐ秋冬が立ち上がります。
10シーズン目ということもあり、オリジナル生地に拘った展開です。
全国のお取り扱い店舗にてご確認下さい。
rajabrooke 10th season
『地味ながら個性的に、そして飄々(ひょうひょう)と』